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2026.2.14

浜松市でも増える屋根の点検商法!静岡県内の具体事例と、安心して工事を進めるための考え方を石川瓦工業有限会社にインタビュー!

浜松市を含む静岡県内で問題となる屋根の点検商法(訪問販売トラブル)の具体例を、行政処分や逮捕報道をもとに整理。石川瓦工業(有)代表へのインタビューで、点検の見極め方、見積確認、災害後対応、火災保険の注意点まで解説します。

屋根や外装は日常的に目に入りにくく、状態を自分で確認しづらい場所です。そこにつけ込み、突然の訪問をきっかけに「無料点検」「このままだと雨漏りする」などと不安を煽り、高額な工事契約へ誘導する“点検商法”が静岡県内でも問題になっています。静岡県は、屋根修繕工事の訪問販売に対して指示・業務停止命令・業務禁止命令などの行政処分を公表し、勧誘の具体的な手口まで示しています。

本記事では、静岡県内で公表・報道された事例をもとに手口を整理したうえで、浜松市の石川瓦工業有限会社代表取締役・石川 淳氏に、被害を避けるための判断ポイントを伺います。

静岡県内で公表・報道された「点検商法」の具体例

事例1:低額補修(数千円)を入口にして、高額工事へ誘導

株式会社グッドハウス浜松(代表・清算人西部勇)の事例では、突然の訪問で「近所で工事をしていたら瓦のズレが見えた」「雨漏りする」などと告げ、点検の流れに乗せたうえで、まずは3,000円程度の補修を勧めてきます。その後、補修が終わった段階で別の“異常箇所”を新たに指摘し、屋根修繕工事などのより高額な契約へと話を進められました。

事例2:「近所で工事」「臭いの苦情」などを名目に接近し、目的を明かさず勧誘

株式会社協和グループのケースでは、「近くで工事をしている」「苦情が入ったので謝罪している」といった“もっともらしい名目”で接近し、「屋根のてっぺんが歪んで見える」「瓦が落ちそう」など、住まい手の不安を刺激する説明を行います。一方で、最初の段階では有償の屋根修繕工事を勧誘する目的をはっきり伝えないまま話を進めており、それが問題とされています。

事例3:訪問販売の業務停止と、代表者への業務禁止が出たケース

フジ工務店株式会社のケースは、訪問販売の進め方そのものに複数の問題があったとして、業務停止命令が出た事案です。この事案では、勧誘の目的を明示しないまま話を進めたこと、契約書面の不備、契約の必要性について事実と異なる説明(不実告知)などが違反行為として整理されています。あわせて、代表取締役の門倉輝(かどくら ひかる)に対しても、同種業務を新たに開始すること等を禁じる業務禁止命令が出た旨が示されています。

事例4:「屋根の塗装が剥げている」と偽り、不要な修理費用をだまし取った疑い

静岡県東部で、訪問先の住民に対し「屋根の塗装が剥げていて雨漏りの原因になる」などと説明して不安を煽り、修理費用名目で現金約25万円をだまし取った疑いで男5人が逮捕・送検されました。警察によれば、三島市や裾野市でも10件以上の被害が確認され、被害総額は500万円以上にのぼる可能性があるとされています。

住まい手が判断を誤らないための「進め方」

  1. 突然の訪問は、その場で点検・契約に進めない
    「今すぐ」「危険」など時間圧をかけられるほど、まず話を切り上げて状況整理を優先します。行政処分事例でも、勧誘目的を隠した接近が繰り返し問題化しています。

  2. 点検結果は“写真+説明”で受け取る
    「どこが」「なぜ問題か」「どの範囲に影響するか」を、あとから家族に説明できる形で残します。口頭だけの説明や、不安を煽るだけで根拠が出ない場合は要注意です。

  3. 見積は“金額”より“範囲と前提”を揃えて比較する
    どこまで直すのか、材料・工法・保証条件は何か。前提を揃えたうえで複数社比較すると、過剰工事や不要工事に流されにくくなります。

  4. 解約・クーリング・オフの説明で違和感があれば外部に相談
    行政処分事例では、解除妨害や不実告知が問題化しています。疑わしい場合は、早めに消費生活相談窓口へ相談し、契約書・見積書・名刺・やり取り履歴を残しておくのが有効です。

インタビュー:石川瓦工業有限会社 代表取締役・石川 淳氏に聞く

石川瓦工業有限会社は浜松市中央区に拠点を置き、屋根・外装工事、リフォーム、災害対策工事、ドローン事業などを掲げています。そんな同社の代表取締役・石川淳氏に点検商法やリフォーム詐欺に騙されない方法についてインタビューをしました。

Q1. 「屋根が危ない」「瓦がずれている」と突然言われたら、まず何をすべきですか。

石川氏:
まずは屋根に上がらせず、その場で判断しないことです。屋根は見えないので、急かされると不利になります。名刺などで会社情報を確認し、必要であれば改めて点検を依頼してください。加えて、相手の発言(「今すぐ」「危険」など)をメモし、写真や書面で根拠が出るまでは契約に進まないことが大切です。

Q2. 住まい手が安心できる点検とは、どこまで説明が揃っている状態でしょうか。

石川氏:
写真などの記録で「どこが・どうなっているか」を示し、緊急度を整理したうえで、補修か葺き替えかといった選択肢を説明できることです。劣化の程度やライフプランに合わせて提案するのが基本だと思います。さらに、原因の見立て(風害か経年か等)と工事範囲を明確にし、見える化した報告(写真・説明)を持ち帰れる形で渡してもらえると、家族とも検討しやすくなります。

Q3. 見積書を受け取ったとき、最初に確認すべきポイントは何ですか。

石川氏:
合計金額より先に、工事範囲が明確かどうかが重要です。どこまで直すのかが曖昧だと比較できません。説明は契約前に納得できるまで行うべきですし、不明点は残さないでほしいです。加えて、材料名(メーカー・商品名)、数量、足場、撤去処分、下地補修の有無、保証内容、支払い条件まで書面で確認すると安心です。「一式」表記が多い場合は内訳を出してもらってください。

Q4. 災害後(台風・強風)の点検依頼で、トラブルが起きやすいのはどんな時ですか。

石川氏:
災害後は不安が大きく、時間圧をかけられると判断が急ぎがちです。応急処置が必要なケースもありますが、本工事の契約まで一気に進めるのではなく、根拠と選択肢を整理してから決めるのが安全です。特に「今日中に契約」「保険で必ずゼロ円」と断言される場面は注意が必要です。まずは被害状況の記録を残し、応急と本工事を分けて検討してください。

Q5. 火災保険を使った工事を検討する場合、注意点はありますか。

石川氏:
保険は内容確認と手続きが前提です。保険内容を確認したうえで、適切な申請を進める必要があります。当社では保険内容を確認した上で申請を手伝う旨を案内していますが、住まい手ご本人が内容を理解して進めることが大切です。経年劣化は対象外になることもあるため、原因の整理が重要です。申請内容の虚偽や「絶対通る」の断言には乗らず、保険会社・代理店にも確認しながら進めるのが安全です。

【石川瓦工業有限会社へのお問い合わせ】

ご自宅のことでお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

ホームページ:https://ishikawakawara.yane.pro/

お電話:080-2639-7476

LINE:https://page.line.me/290weejs?openQrModal=true

まとめ

静岡県内では、数千円の補修を入口に高額工事へ誘導する手口や、「近所で工事」「苦情対応」を装って勧誘目的を隠す手口が行政処分として公表されています。

また、不要な屋根修理費用をだまし取った疑いでの逮捕報道もあり、災害後・雨季など不安が大きい時期ほど冷静な手順が重要です。突然の訪問はその場で判断せず、記録と説明を受け取り、範囲と前提を揃えて比較する、ということを徹底するだけで、点検商法に巻き込まれるリスクを大きく下げられます。